こちらのページでは、『MAS監査』の導入により成功されたお客様の事例をご紹介します。
株式会社ワイズ 代表取締役 山﨑洋一 様
『MAS監査』導入で、設備投資のチャンスを逃さない!
『MAS監査』を導入することによって、より具体的な事業計画を意識するようになりました。設備投資に関しては得意先開拓や受注製品・試作品製作スケジュールなどを優先しつつ、補助金を視野に入れながら進めることができました。
「ものづくり補助金」の採択、おめでとうございます!~~ 社長へのインタビュー ~~
昨年12月頃に顧問司法書士に相談したところ、ものづくり補助金の応募が開始していることを知りました。
顧問司法書士が認定支援機関でなかった点と、加藤税理士事務所の熱意を感じたので依頼しました。
作成に関しては加藤税理士事務所にお願いしていたのですが、スケジュールに余裕がなかった事と私自身が中国への長期出張などがあったので、打合せや資料確認などで時間が取れなかった点が大変でした。
(12月26日にヒアリング開始~1月13日に申請書提出というスケジュールでした)
うれしかったですね。採択の自信は50%位でしたので。
資金繰り的に1,000万円の補助金は非常に効果が大きいですね。
1,000万円の純利益を上げるための売上高や人件費を考えると、非常に助かります。
認定支援機関については、実は知りませんでした。
今後は、認定支援機関である加藤税理士事務所にいろいろ相談していきたいと思います。
安心してまかせることができました。助かりました。
社員の考えを深く理解できるようになりました。これまでの社長のワンマンの体制でしたが、数値をもとに社員と議論することで、チームとしての一体感が持てるようになりました。
『MAS監査』の導入を機に、まず「自分たちが何をがんばればいいのか?」がわかりました。同時に決算書を読む勉強会を開催。業績向上には「売上拡大」「粗利益率アップ」「コスト管理」という3つのポイントを共有しました。その上で社長以下幹部が経営改善を分担。例えば「売上拡大」ではイベントやセールを企画・実施。「粗利益率アップ」ではメーカー倉庫から廃盤品を探しだして格安で仕入れることにしました。また、「コスト管理」では在庫管理を徹底した他、営業時間内に全員で掃除を行い、売れる商品がほこりをかぶることをなくし、無駄な発注とコスト削減に繋げました。
これらを年間計画に盛り込み、毎月の予実会議で管理していったんです。
スタッフ満足の追求をしながら、無借金経営と新店舗出店を実現
今では毎年3月に開く経営計画発表会に各社員の目標までを盛り込むなど、経営に対して全社で取り組んでいます。
利益率向上やコスト削減が自分たちの給与やボーナスに直接結びつくことが理解できれば、おのずとスタッフのモチベーションは高まりますからね。先代の頃から「スタッフ満足の追求」を掲げ、社員を大切にしてきた土壌があったからこそ実現できたことだと自負しています。
こうした取り組みの結果、利益を出せる企業体質になりました。前期は過去最高の売り上げを達成。無借金となったのを機に昨年、2号店をオープンした。ここで得たノウハウを生かしてさらに出店を加速させていく計画です。
景気の先行きが不透明な中、経営上は常に危機感を感じていました。また、先細りを防ぐために手を打つ必要性も感じており、従来と違う視点を求めてまずは『将軍の日』を受講しました。
セミナーでは自社分析と数値計画立案により、今までは漠然としていた売上目標が明確になりました。それと同時に、これまではただ「がんばれ」と従業員に言うだけで、実際は何もしてこなかったことに気付かされました。具体的な取り組みを進めるため、早速『MAS監査』を導入し、従業員にも会社と個人の現状と数値目標を開示しました。
会社の数値を見せることには抵抗があり、辞める従業員も出るのではと思っていました。でも、結果が逆でした。
厳しい現実と向き合うことで、従業員の意識と行動が変化した
従業員たちに個人の売上実績(監督した現場の売上合計)を見せると、みんなイメージを下回る業績にショックを受けたようです。ところが、会社の今後の売上目標を共有したところ、「目標を達成するには1人ひとりがもっと努力しなくては」という意識が芽生え、やる気になってくれたんです。
今はそれぞれが積極的に仕事に取り組んでくれるようになり、従業員同士でスケジュールを細やかに共有しながら、効率的な現場の配置を話し合っています。
現場の割り振りや交渉は社長任せだった以前とは明らかに変わりましたね。『MAS監査』により、従業員に経営者意識が芽生えました。「数字の力」の大きさを実感しています。